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KRIYA YOGA

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クリヤ 2: CHAKRA ANUSANDHANA チャクラ・アヌサンダナ  (チャクラの探索)  

このクリヤはヴィパリータ・カラニ・ムードラの直後に行われます。 サンスクリッ ト語のチャクラは「サイキックな(精神的な)ポイント」、アヌサンダナは「探 索」または「発見」という意味です。 したがって、このクリヤは英語では「 チャ クラの探索」または、「チャクラの位置」と訳すのがよいかもしれません。 

体の位置  

座りやすいアサナをとります。最適なアサナは、パドマアサナとシッダアサナ(女 性の場合はシッダヨーニ・アサナ)です。 これらのアサナが難しすぎる、または不 快だと感じる場合は、アルダ・パドマサナ、スワスティカサナ、またはスカアサナ で座ることができます。

 

体の不快感に気を取られないように、クリヤ・ヨガの練習を始める前、つまりヴィ パリータ・カラニ・ムードラを行う前に、足の関節を緩めておくことをお勧めしま す。簡単で効果的なエクササイズは、アルダ・ティタリ・アサナ(半分の蝶のポー ズ)です。

 

Arohan and awarohan psychic passages  

アロハンとアワロハン、肉体の内側の経路  

このクリヤとそれに続くいくつかのクリヤでは、ア 

ロハンとアワロハンと呼ばれる 2 つの肉体の内側に 

あるサイキックな通り道に意識を移動させることが 

要求されます。これらの経路の順序は次の通りであ 

る。

 

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アロハンは、ムラダラ・チャクラから始まり、陰部 

前方のスワディスタナ・クシェトラムまで移動し、 

腹部のカーブに沿ってマニプラ・クシェトラムに上 

がり、胸部のアナハタ・クシェトラムそして、喉の 

前部に位置するヴィシュッディ・クシェトラムまで 

上昇し、後頭部のビンドゥまで一直線に進む、上昇型の精神経路である。

アワロハンは、ビンドゥから始まり、アギャ(アジュ 

ナ)チャクラへと下降し、背骨にあるスシュムナとい 

う経路を通って、メインとなるチャクラのすべてのポ 

イントを順番に通過し、ムラダラ・チャクラで終わる 

下降型のサイキックな経路です。 

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アロハンとアワロハンは、ビンドゥとムラダラ・チャクラで互いに結合していま す。 アロハンとアワロハンは、ビンドゥとムラダラ・チャクラで合流し、卵をつぶ したような不規則な形をした内なる回路を体内に形成しています。この 2 つの内な る回路は、特に精神的、神秘的な回路として世界中で広く知られています。 この 2 つのサイキックな(内なる)回路は、様々な種類のヒーリング療法に使用されてい ます。鍼伮では、経絡上にあるものを正穴(正常な経絡)、経絡以外のところにあ るものを奇穴(異常経絡)と呼び、2 種類の目には見えないエネルギー(prana:プ ラナ)経絡があります。 正常な経絡は 12 本あり、診断や治療に用いられます。異 常経絡は 8 本で、陰陽の相互関係はありません。2つの代表的な異常経絡は、背骨 の前に位置する体の前部を上る「任脈」と、背骨の内側を通る「督脈」である(本 山宗教学・超心理学参照)。 

上で述べた二つの経絡は、クリヤ・ヨガのアロハンとアワロハンのサイキックな (内なる)経路に正確に対応しています。前面の通路は陽であり、脊髄の通路は陰 に対応します。この陰陽の原理は深い意味合いを持ち、ヨガのイダとピンガラの原 理とほぼ一致します。鍼伮では、この 2 つの経絡をプラナの貯蔵庫とみなし、病気 の場合は、奇穴(異常経絡)から必要な生命エネルギーが流れ出し、緩和されま す。これらの経路は単に架空のものではなく、実際にプラナが流れる微細な経路で す。クリヤ・ヨガでは、最初は流れを想像しなければならないかもしれませんが、 練習をすることによって、より繊細な知覚・感覚を身につければ、これらの経路を 流れるプラナを実際に感じることができるようになります。 

 

アロハンとアワロハンの通路の正確なルートと場所を十分に理解し、それらに対す る感性を養うようにしなければなりません。これらの理解と感性を養うことは、チ ャクラ・アヌサンダナとそれに続く多くのクリヤの不可欠な部分となります。クリ ヤ・ヨガの目的の一つは、それらを通して流れるプラナのバランスをとることで 

す。

 

  

テクニック  

座り心地のよい姿勢をとります。 

両目を閉じます。全身の力を抜きつつ、背筋を伸ばしたままにします。 普通の呼吸をします。 

ムラダラ・チャクラの刺激点に意識を集中させます。ここが第 1 ラウンドの出発点 です。 

意識をアロハン・サイキックな経路(身体の前面)を通過しながら上昇させていき ます。 

意識を、ビンドゥに到達するまで、スワディスタナ、マニプラ、アナハタ、ヴィシ ュッディ・クシェトラムを順番に通過させていきます。 

各ポイントを通過する時、同時に、ムラダラ、スワディスタナ、マニプラ、アナハ タ、ヴィシュッディ、ビンドゥと、各チャクラの名前を心の中で唱えていきます。 

ビンドゥに到達したら、すぐに意識をアワロハンの経路を通してムラダラ・チャク ラに向けて下降させていきます。 

意識を各ポイントを通過させるときに同時に心の中でアギャ(アジュナ)、ヴィシ ュッディ、アナハタ、マニプラ、スワディスタナ、ムラダラと唱えます。 これで、意識の 1 ラウンドまたは回路が完了します。 

すぐに 2 周目を始め、アロハンの通路を上に向かって意識を移動させ、再び各チャ クラの名前を心の中で唱えながら通過させます。 

チャクラやクシェトラムのポイントを探そうと緊張させず、ただ意識をポイントを 通過ようにします。それぞれのポイントが鉄道の駅に例えられ、意識はそのポイン トを停車することなく通過していく列車だと想像してみてください。 各ポイントは、内側に存在する風景の一部であるかのように捉えてみてください。 もし想像してみるなら、意識を体内にある楕円形の道を通る、細く銀色の蛇だとイ メージすることも可能です。 

これを 9 ラウンド行います。その後、3 番のクリヤに進む。

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